今日も順調に横山さんに妬いています

タイトルは私の今の気持ちダイレクトにお届け。

なんというか具体名を省略するので、とても説明しにくいのだけど、仁藤姉妹ショックから少し整理してみた。

横山さんからきたモバメも、萌乃ちゃん生誕祭に出演したメンバーも、こぞってお姉さんの手紙が凄いと、興奮気味に語る。コンフューズした。私はお姉さんとおそらくすれ違っていたようだった。という事実にハマってバグった。勿論、萌乃ちゃんを知るより前の話。彼女はその道を立派に進み、私は自分でそれを投げ出した。そういう素敵な人材を送り出す活動だと分かっていたはずだったのに、当時の私は猜疑心と弱い心でもって浅はかな態度をとった。今もその自分が許せないでいる。情けなくも全く許せないでいる。巡り巡るというのは本当のことで、その感覚が恐ろしいのと、当たり前だと自戒するとからっぽになった。やりたいことをやる、というのが自分にはいかに難題か痛感して久しいけれど、逃げ出した感覚はまだまだ風化することもなく生々しい。ドキュメンタリーオブAKBをみた時も吐き気がしたけれど、やりたいことに覚悟を決めて死ぬ気で頑張る若い女の子の前から無責任に逃げ出したというのに、またそれを好きだとかなんとかしてへらへらと舞い戻る。実害のない位置で偉そうに好きだ好きだとだらしなく呟く。そういう自分がカス。へらへらしてんのがとにかくクズ。カスとかクズと短絡に自分を吐き捨てればそれで済んでしまうと思っている体たらく。そんな卑下になんの重みもなければ、反省の色もない。私にもし罰というのがあるとすれば、アイドルをとりあげることより他にない。このままではアイドルみんなと対峙することが出来ない。それは至極当然の流れだと思った。

最近読んだ本に、「人間なんて、永遠にときめいていられたらそれでいい。」という一節があって、それを信じ込もうとしていたけれど、ハリボテの体に支えをしても横風が吹けばすぐに倒れる。自分について諦めきれないのに、そのまま誰かを好きになって応援しようとしている。好きという感情の激流で事実をなかったことにしようとしている。どっちに転ぶにしろこのままでいては何も好きになれない。誰になんといわれようと、を貫くアイドルがそこにいて、その眩しさは自分には非現実で手の届かないものだと諦めてしまえるのなら、それでいい。だがそれができない。往生際悪く十代を引きずり回していることを頭では分かっていても、情熱が許さない。くすぶるだけの熱。

大好きなアイドルをただ好きなだけで居られなかった。というか元々そうじゃなかった。アイドルとある程度距離をとった風でふんわりゆるく好きでいようとした。大きな愛でもてなそうとした。ヲタクを免罪符にヲタクを装った。ひょんなことからガチガチにコーティングしてあって安全だったはずの欲望が一気に漏れ出した。巷に「絶対」安全なんてない。あっはっは。だからなおもまたカッコ悪い身なりで今がはじまった。恥知らずの実態でもって今がはじまった。今日ここからがはじまった。なんでもないきっかけで。だけど、こうして始まってしまったのだから後に戻るな。

今日は玲奈ちゃんの誕生日。私に最初にAKBの世界を教えてくれた玲奈ちゃんの誕生日(マジすかです)。20歳おめでとう玲奈ちゃん。パレオはエメラルドを買った。店頭にタイプAしかなかったので、珠理奈の軌跡だったのだけど(玲奈ちゃんごめん。でも写真は玲奈ちゃんだったよ!)やっぱり良かった。珠理奈の精悍な横顔をみていた。パレオはエメラルドのMVを何度も何度も再生した。女の子が海に飛び込むきらめきに勝るものが、ちょっと他にみつからなかった。玲奈ちゃんの赤いドレスが海に溶けていく様に見蕩れるより他なかった。底のみえない海に高台から飛び込む。先の見えない未来に向かって体を振り絞って踊るあなたたち。私はまだまだアイドルが好きだと思う。どんな意味であろうとも、ときめくことは止まない。汚い感情も感覚も含めて。だから今日も順調に横山さんに絶賛妬いています。毎日毎日北原さんとパスタ食べてる横山さんに妬いています。ときめく胸に訊いてみる。今日もくやしいか。ならばその道を生きなさい。