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11月23日(祝) 「僕の太陽」公演 昼

AKB48 レポ


キャン待ち。対内は60前後。180番台。15順。立ち最前下手5。
休演:島田、島崎、市川(bayfmの仕事) 出演:大森、高橋、平田


僕の太陽2回目の観劇。初めてみた時はすべてが新鮮で驚きに満ちていて何をみても圧倒された。チーム内の気迫のようなものを感じた。それから約1カ月。オンデマも配信されているものはすべて観ていて、3日前にロビ観を済ませた状態での観劇。舞台の核になりえる3人の休演とまだまだ慣れないアンダーの3人。そんな状況まる無視の幸運が訪れる。


ささいなラッキーは、恋に落ちるタイミングには充分すぎた。


永尾さんのど真ん中に立ってしまったのが私の運のつきだった。
さながらランデブーとはああいうことを言うのだと思う。あの場所に立って、正面にくる永尾さんをみることは、何か観劇とは全く違う体験だと思った。感情の揺さぶり、それは舞台を楽しむというより、永尾さんが何をみて何に微笑み何をよしとしているのかを追体験する時間だった。とにかく永尾さんは人を惹きつける笑顔や表情をもっていて、私は馬鹿みたいにただ揺さぶられていた。永尾さんという人が分からなくなってしまうくらい多分永尾さんをみていた。感じた事。疎通を上手くとれる人だと思った。それは客席を恐れないということかもしれない。永尾さんをみて、笑顔を振りまくことは安売りではないのだと知った。一人一人ちゃんと目差している。自信と表情は通じている。永尾さんの表情が輝けば輝くほど、その動きに光が射してキビキビとする。時々フライングする永尾さん。その癖は気持ちの高ぶりなのかもしれないとさえ思った。でも単に癖だと思う。そこは直すといい。永尾さんが近くにくると周りもつられる。連鎖する表情の花をみるのはしあわせでしかない。永尾さんは下手の5番あたりでいつも華やかでいる。活力を感じる。



●前半曲
本当に申し訳ないけれど、永尾さんの記憶ばかりで占められている。入山さんも多かった。あと未来の果実でなっつんも下手が多くて物凄く可愛かったことを覚えている。物凄く可愛い。なっつんの柔らかい表情がとても好きになった。



●ユニット
アイドルなんて呼ばないでの朱里ちゃんに少し凛々しさを感じた。朱里ちゃんは何かとかっこよさが際立つ。甘くすればするほどなのかもしれない。本当にアイドルと呼んではいけない気がした。それからヒラリーが兎に角目立つ。味付けが他とまるで違う。田野ちゃんのポンポン隊も味付けが違う。軽いんだけど、切れている。ポンポンのスクールメイツ感は誰がどう見てもらんらんが素晴らしいことは明白なのだけど、私の中でポンポン双壁をなすメンバーに。ビジュアルでいうととむちゃんもとても映える。


僕ジュリをみゆぽんが自分のものにしていて驚いた。それがカッコよさとは言い切れない可愛さもあって、くすぐられる。阿部さんは早くも出来て当たり前みたいに思わせるベテランぷりが漂う。圧倒的だ。阿部さんのゼロズレに立ってはならないと危機感も感じる。でも、ここで特筆したいのは、最近のいずりなの力の入りよう。いずりなはまるでサイコキネシスでも使うかのように念を飛ばしてみえた。そのまま倒れてしまいそうなほど呼吸が早いというか熱いというか。踏み込みの力強さ。最後の指さし、力が入り過ぎてか、震えていた。いずりなは痛みを伴う撃鉄を引いている。


ヒグラシノコイは2人が背中を向けあった時に、クの字の腕フリがあるけれど、そこの肩の筋肉の動きがすごいことを発見する。2人とも肩の筋肉が動くのだけど、それがすごく生身。力強い。躍動は飛んだり跳ねたりするだけではないと教えてもらった。肩ひとつで語ることも可能なのだと知った。


愛しさのdefenseは距離感がとっても素敵だ。あの距離感はやっぱり3人にしかないもの。あと“センターの”鈴蘭さんにしか出せないオーラがどうしてもある。よくよく観ていると鈴蘭さんと永尾さんはテンションが似ている。肩からはいる、というのだろうか。2人は肩から色気を出す。シンクロ率も高い。だけど茉里奈ちゃんは違う。彼女はひとり違う色気を追及しているようにみえる。秘訣は顎にある気がする。まだはっきりとつかめないのだけど、それが突破口になりそうな予感がする。


向日葵は入山さん仲俣さんが全くみえない位置だった。観てすぐ分かったのは、なぁなが明らかに試行錯誤をはじめたこと。シンガポールでオリジナルメンバーの秋元さんにアドバイスをもらったのを持ち帰って即実践したのだろう。柔らかさを心がけていた。歌う時もマイクにしなだれかかるというか、エモーショナルなスタンドマイクの使い方を思考錯誤しているのかなと思った。ただ匙加減がまだ良くわからないのか、気付くとキビキビ動き、すこし緩めると抜いたフリにもみえた。凄く繊細。だけどそれだからこの曲は温かいのかもしれない。そして中村麻里子さんは本当に17歳なんだろうか。大場さんがリバイバルのカメラをいじっていた時を思い出す。島田がリバイバルのDVDを観ていて好きだと言った事を思い出す。中村麻里子は向日葵で輝きすぎている。



●後半曲
竹内先輩では永尾さんが下手にこない。ヒラリー(市川)とりっちゃん(大場)とみゆぽん(島田)と麻里子さん。中村麻里子さんの腕をくるんとした振りはおそろしい程軽やかで魔法少女みたいだった。麻里子さんは割と艶っぽさを打ち出しているけれど、軽やかなフリも上手でとっても可愛い。みゆぽんが花道に来た気がするが、確かこの時すごいハロプロっぽさを感じた。ウインクの仕方だったろうか、口の開き方だったろうか。兎に角表情の付け方にコミカルさを感じて楽しくなった。終わりわちゃわちゃするところにかなりやさしく朱里ちゃんの腰を抱く美宥ちゃんがいた。少し先輩な感じ。ぱるるの時は抱き合うみたいだけど、もっとそっとって感じだった。そのはず、美宥ちゃんは朱里ちゃんを推しメンとしていた。


そんなこんなわけでは冒頭に阿部さんが来て殺気を、なぁなが熱気を、下手においていく。その後もう永尾さんしかみえない。もうどうしたらいいんでしょうか。誰もかれもイカレます。何だかとてもピンとした永尾さん。そんなこんなわけでは背筋を張る姿勢が基本になるので、体が内に入りがちな永尾さんがピンと背を張ると、反動で目立つのかもしれない。やられた。しびれた。魅せ付けられる。全員が花道まで伸びて1列に並ぶのがこの曲で間違いなかったら、それが圧巻の舞台で素晴らしい。ここばかしはフリもビシッと揃ってるとめちゃくちゃかっこいいね。


デジャビュは永尾さんがちょっと中央に入ってしまうことを知り軽く落胆した。柱内付近なのでデジャビュの永尾さんがまん前で見える位置ってすごく少ない気がする。そんな私を救ってくれたのはいずりなでした。まるで今にも泣きだしそうな顔をしていたいずりな。かなり胸に迫るものがあった。「同じ未来 繰り返しても 恋したい」後の腕を振り払うフリは本当にかっこよくてせつなくて大好きで、その時いずりなは燃えに燃えていた。なんてかっこいいんだ。デジャビュは茉里奈ちゃんも下手が多い。彼女もまた凄くいい表情をしている。だから大好きなデジャビュ最後の永尾さんが手を差し出してひっこめるフリがあんまり見えなくても泣かない。


夕陽はりなっつんが良いと思う。感情を込めすぎるでもなく少し肩の力を抜いた感じが伝わる。ちなみに下手は10期無双だと思う。「誰かの足を踏んでしまったり〜」で互いの足を踏みあう茉里奈ちゃんとマリアちゃん。そこになぁながダイブの如く寄りかかってきて、茉里奈ちゃんがオイオマエコラみたいになぁなの腕を叩く。笑顔からの真顔からの笑顔。茉里奈ちゃんはお茶目だしクレバーだし、そんな10期をみているのはとっても愉快。



●アンコール
Laydownは観るところがありすぎて、一体何を観るのがいいのかわからないけれど、いってしまえば下手で全く問題ない。なぜならそこに阿部マリアがいるから。前回観たとき私は阿部マリアさんを1ミクロも感じていなかったんじゃないだろうかと思った。そのくらいLay downの阿部マリアさんの圧倒的な場面を見逃していた。多分2番だと思うけれど、一人下手5番にすくっとたって舞台を掌握する。床にはいずり、足をふりあげ、髪を振り乱す。阿部マリアさん、あなたは一体何者。それをど真ん中で体験する、あれが舞台かもしれない。目線以外の全身で阿部マリアさんは語りかけてくる。凄い人。Lay downは絡みが多い曲なので、そこにばっか注目が行くが、実は鼻っから一人で誰にも構わず、足を組んでその時を待つ美宥ちゃんが見どころということに気がついた。Lay downのたっぷりした間合いは美宥ちゃんのために与えられたものだと私は強く思う。世界観みたいなものをそれぞれが作り出しているけれど、美宥ちゃんは一体何を考えてあの独特の風合いをつくるのだろう。興味があるけれど知りたくない。知らなくてもいい事。


BINGOと僕の太陽は永尾さんに全てを捧げた。鈴蘭さんもちょこっときたかな。あとBINGOの花道にみゆぽん(島田)がくるのでやっぱり私は下手だと確信した。


風は吹いているの下手あつい。阿部・藤田・永尾が集結して、長くきれいな髪がばっさばっさと揺れる。永尾さんめっちゃキレている。めっちゃかっこいい。だけどまたいずりな。いやでもりっちゃん。りっちゃんの首の角度がかっこいい。少し傾いている。最後決めの眼光がやたらと鋭い。ヒグラシがりっちゃんの表現力をメキメキ鍛えている。


●全体観
全体が終わって、とにかくぱるると美宥ちゃんがチーム4のカラーなんだと感じた前回。今回ぱるるが休演して雰囲気は変わるのか興味深かった。確かに美宥ちゃんだけだと圧倒的センター感がたりない。舞台に置いて朱里ちゃんはぱるるとある意味で同じ方向性に見える。まだ体に入ってない中でセンターに立つことは悔しいんじゃないか。なんだかんだぱるるのセンターオーラはすごい。なんだかわからないけど説得力がある。朱里ちゃんは涼しいけれどまだまだ腰が落ち着いていない。久しぶりの公演というのは緊張するよね。なんだかいつぞやのぱるるのようではないか。劇団四季で踊った時にしていた眼を知ってしまったから、何かが焚きつけられればもっと生き生きするのだろうか、と思ったりもする。自信をつけた朱里ちゃん是非みてみたい。彼女にはRESETや目撃者の旅路が待っている。


永尾さんと旅に出てしまい、全体の観劇ができなかった。勿論これもひとつのしあわせな体験だったけれど、くるしい体験でもあることを知る。そんなことを知れて良かった。いわゆる推しメンとこんな体験をしてしまったら、まともな心を保てないと思った。2度と帰ってこれなくなるかもしれない。やっぱり夏先生が言っていたことは継承されているのではないだろうか。目からビームを出せ、と。永尾さんは本当に宇宙人なのかもしれない。


君だけが僕の太陽、とはよく言ったもの。
永尾さん、ありがとう。おかげで未だに太陽はのぼったままです。