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4/22 ℃-uteコンサートツアー2012春夏〜美しくってごめんね〜@五反田ゆうぽうとホール 夜


行ってきました。


なんで突然℃-uteコン???と思うし、なにより私自信が一番びっくりしてる。一応ハロヲタをはじまりにしてる私ですがベリキューへの馴染みが極度に薄い。ASAYANが始まった頃から藤本美貴が脱退するまでモーニング娘。が好きだったあのとき意図的にベリキューを遠ざけてた。今考えればあれは原理主義みたいなものでこれという理由などなかった。ただの食わず嫌い。ベリキューに関してハロヲタだったら誰でも知ってるような基礎知識程度しか持ち合わせておらず、それも2007年までで止まっている。私はその年Perfumeに完全移行して脱ハロした。DVDやCDやパンフやグッズはすべて段ボール箱につめて知り合いに郵送した。Perfumeのライブに足を運んでいたが東京ドームでひとつ歩を止めた。少し見守るスタンスを変えよう。2010年行き着いた先はAKBだった。AKBは今までのどのアイドルとも違った。その魅力のほとんどが未熟さだった。成長を見守ることに魅力を感じていたけれど、一方でその未熟を縛る戒律と脱退にぶつかった。2012年に入ってここ最近でベリキューの5年間くらいを急に漁りだした。観ているうちに矢島舞美さんが気になりはじめた。気になるどころか気付くとずっと観ている。曲や歌や踊りは完全にハロなのに、どこかでハロという感じもしなくて不思議な感覚。映像をみているとやっぱりハロはライブに行くしかないよなぁ…と思い、ついに今日初めて単独コンに出向いた。




……完全に楽しい。まいった。これはまいったぞ。








※ネタバレあり※










℃-uteはあらゆるものが艶っぽい。
音も声も踊りも張りがあってキラキラというよりも、もっとギラギラしてる。空気を切り裂くような、大地を割るような踊り。それもほとんど10代の女の子たちが出す輝きなんだから驚いた。個人的に20代も半ばの人が出すぎらつきだと思うけど、曲調がひっぱってここまできたんだろうか。魅せる。愛理ちゃんは今世紀最大のアイドルオーラの持ち主だと思った。なんの誇張もない。アイドルはアイドルでも歌姫として日本のアイドルの最高峰にいると思った。歌に震える。そういう瞬間が何度もあった。一番はなんの音もしない愛理ちゃんの声だけを響かせてはじまる「青春ソング」。後ろのオタは思わず「すげえな愛理…」と呟いていたけれど、たしかに迫力に寒気がした。背景に入れ込むとか関係なく、ただ歌声に感動するって本当にあるんだなと思った。良くも悪くも消えてしまいそうな儚さがあることをアイドルオーラと呼んだりもするけど、愛理ちゃんのそれは、ほっそいほっそい体の何倍もの重厚感がある。ここいるぜえ!な、存在感だった。不思議な力をもったアニメの戦闘系美少女がその力を解放した時のような歌のビームであたりを蹴散らす。それも一辺倒な歌ではなくて「Danceでバコーン!」のAメロとか「ズンタカマーチ」のちょっとふざけた感じのビブラートとか声に幅があってなおのこと、この人底知れないな、と思った。


一番最初に高まったのはなかさきちゃんのソロ曲「輝け!放課後」だった。一気にステージの幅が広がった。数曲圧倒されて最初に顔が溶けたのはなかさきちゃんのこの曲だった。かわいくて楽しくてしょうがなかった。続いてまいまいの「行け!元気君」これもわくわくしちゃう曲。岡井ちゃんとまいまいの即興?シチュエーションコントは内容もさることながら、舞台をこなしてるからかステージの端から端までつかってそれだけでも見応えがあった。「妹のプリンを食べてしまった姉、そこに妹帰宅」というような内容だったけど、家のミニマムな空間を舞台まで自然にひろげたことにまず力を感じた。劇中の台詞に℃-uteって知ってる?と入れ子構造を用いて、オリコンチャートに協力してほしい旨をひっそり伝えるところなんか腕あるなぁと感心。2人は特に客席を巻き込むのが上手だと思った。℃-ute単独コンは初めてみるし、生のMCみるのも初めてというと、いわゆる身内ではないはずなので、2人のトークは対外的にも響くと思うけど、どうだろう…。


ビジョンをつかったステージはサーカスのトリックみたいで面白い。Perfumeにも近しい演出があったけど、5人が息を合せなきゃ成立しない演目が多々あった。ビジョンからビジョンへワープするようなのとか、フラッグパフォーマンスがかっこいい「Midnight Temptation」。この日はフラッグ飛ばすところでちょっととちってたけど、大方完璧で凛々しい。その「Midnight Temptation」から「Danceでバコーン」までは曲が終わって始まる度にまだ続くのかよ!と何度も思ったし正直全力でいったら体力がもたない耐久マラソンで贅沢で実に骨太。体育会系な℃-uteとはよく言ったもので、全力で「アーユーレディ!」したり拳つきあげたりと燃え尽きかけたそこに愛理ちゃんアカペラの「青春ソング」がくるものだからなんか体の方から勝手にこみあげて目頭があつく…ああ歳だな。激しい曲が多い中で最後に置かれた「君は自転車 私は電車で帰宅」はめちゃくちゃ映える。というかより一層エモーショナルな曲に聞えた。ミュージカルみたいな振りつけは改めてとっても情感あふれていいなと思った。あああああ帰りたくないーーー!岡井ちゃんの声が好きだなぁ。


舞美ちゃんがソロ曲で現れた時。本気で焦った。その服で一体なにをしようというのかと。しかも「SHOCK!」一曲だけじゃなくその服のまま次の曲に突入するからたまったもんじゃない。お願いだから早く着替えて舞美ちゃん!と心の中で10回は念じた。舞美ちゃんはとても綺麗なお姉さんだ。だけど、「Midnight Temptation」からチューブトップの衣装になって一気にさわやかが充満する。遠目にも汗で体が光っているのが分かる。髪の毛が張り付いているのが分かる。艶っぽい曲の中でも舞美ちゃんはどことなく大人の魅せ方とさわやかを両立しててそんなものは地がなってないと出せっこないと思った。美しくってごめんね!!!


最後のMCで舞美ちゃんが「汗が凄いけど楽しいです!気持ちいいです!」と高らかに声を響かせたとき、岡井ちゃんが「ぬぁ、今の雰囲気なに?かわいさに吸い込まれたわw」と言っていて、メンバー全員であきれたようなやさしいためいきをつく。もう舞美ちゃんほんっとさ…な雰囲気からグループのカラーを滲ませてた。かわいいかわいいかわいいなんだここにはやすらぎもあるのか?ほわほわとした雰囲気のままステージは終演へ向かう。


「青春を歌おう」と声をあげてるときわたしは無敵かと思った。細かい事とかせつなさゼロでそういうスター状態に勘違いさせてしまうアッパーさが畳みかけてくるのは久々だった。会場の室温がむっさくるしいサウナのようになってるのが客席の弾け度合いのなによりの証拠。だけど愛理ちゃんは最後のMCで、時間には限りがあるよ明日がきちゃうんだよ、とそっと告げてヲタの目を覚ました。学生生活をちゃんとやってる愛理ちゃんの肌感覚っていいなと思った。その子がセンターだというのもいいなと思った。娘の時は一度も感じたことなかったから、妙に新鮮だった。今回の私場馴れしていないため完全に楽しんだ!やりきった!ところまでいかなくて正直悔しかった!いくつか行って感覚を取り戻さなきゃなと思った。ここに出戻りハロヲタの誕生です。


ハロは楽しくてしあわせで代え難いこともあったけどつらいことも多かった。
℃-uteだって3人卒業者を出してるわけでそれがつらいことだと想像できても体感していないからやっぱりわからない。どこまでも想像でしかない。私がたまたま離れていた期間と頑固な原理主義は幸か不幸か渡りに船。その時流に乗っかってなければやっぱり思いつめることはないし、無理に遡ることもない。AKBで置き換えればそれはあっきーやゆりりんやゆうきちゃんやなんちゃんを知らないままチーム4を好きになったことに通づるのかなと思う。知らなくてもいいこともあるのかなと、もしかしたら℃-uteの楽しさを通じてそっちにも落ち着きを還元できたかもしれない。だけどまあそんなごちゃごちゃをバコーンとすっとばされたのが今日だった。ジャッジャッジャージャジャジャジャッジャーですべてをチャラにされた。これが世界一の指差しや。




Danceでバコーン!
なんか全部忘れたい
Danceでバコーン!
涙が止まらないよ
こんなにすごく切ないの どうしてかわかんない
今まで溜めたス〜トレスと〜っ今夜でっおさらばっさ!


帰りにうどん食べて帰りました。明日がまってるもん。
世界一HAPPYな女の子になれます℃-uteコンめっちゃ楽しい。







■セットリスト
℃-uteコンサートツアー2012春夏 〜美しくってごめんね〜セットリストB
01. 超WONDERFUL!
02. かっちょ良い歌
    ※間奏でソロダンスでメンバー紹介
03. ひとり占めしたかっただけなのに
04. 愛はいつもいつも
05. 私立共学(鈴木・岡井・萩原)
06. 輝け!放課後(中島)
07. SHOCK!(矢島)
MC1
08. 都会のネオンが驚くくらいの美しさがほしい(岡井)
09. 行け!元気君(萩原)
10. 美少女心理(鈴木)
11. 憧れ My STAR
MC2 美しく演じましょう 進行(鈴木・岡井+萩原) くじで引いたシチュエーション演じる
12. セブンティーンズVOW(矢島・中島)
13. 二十歳前の女の子
14. 世界一HAPPYな女の子
15. 幸せの途中
MC3 (矢島鈴木)
16. Midnight Temptation(フラッグパフォーマンス)
17. 都会っ子 純情
18. めぐる恋の季節
19. Danceでバコーン!
20. 青春ソング(鈴木アカペラから)タオル回し
21. 君は自転車 私は電車で帰宅

  • ENCORE-

22. ズンタカマーチ〜人らしく生きよう〜
MC4
23. いざ、進め! Steady go!