赤いフリージアを歌う道重さゆみを何年ぶりに観たのだろうか

2013/1/13、ハロコン(ブラボー)に行きました。思ったことを書きます。というかモーニング娘。について思ったことです。


まずはこれをご覧下さい。


さゆが赤いフリージアを6期オーデの課題曲で歌った映像です。
自明、さゆは音痴でした。


この曲にとても楽しい感じでマッシュアップされてます歌の先生「菅井ちゃん」の有名な言葉があります。全編みてほしいところですが、6期のところだけでも。1:08あたりから。



菅井先生は少女の身体に容易に触れます。でもそれは歌を教えているからです。ためらう思春期の田中れいなにこう告げます。


「仕事だと思ってる?俺のこと。仕事じゃないよ。俺はモーニング娘。のことが凄く好きなの。そこに新しく入ってくる人を育てたいの。でもあなたにそんな気がないんだったら自分でやりなさい」



「音楽を甘くみないで下さい」



これは菅井ちゃんが17歳の藤本美貴さんにボイトレをしているところです。


「こだわりなさい音に。歌手なんでしょ。」


「1万3千人をだますことになるのよ。わかってるの?その自分の重大さを」



今日のさゆが歌った「赤いフリージア」。
菅井先生は観てくれていないでしょうけど、観ててもあのさゆの姿をみたらまだまだね、と言うでしょうけど、それでももし観てくれていたら、先生と同じくらいさゆがモーニング娘。を愛していること、伝わったコンサートだったんじゃないかなと思いました。


ハロプロは15周年を迎え、Berryzが最年長グループになり、℃-uteが実力派と称され、スマイレージに勢いを委ね、真野ちゃんの演技はハロプロの枠を飛び出しました。


その中で、モーニング娘。がどうなっていくのか、2013年始めでこの娘本体への偏りは、ハロプロのこれからをつくるスクラップ&ビルドなのかもしれません。ハロマゲドンのようなことをしないだけ私は好感を持ちます。


愛ちゃん、ガキさんが抜けてから歌で勝負ができなくなって久しく、フォーメーションと凄みと曲のかっこよさで新たなスタイリッシュさをいくつか明示してきたモーニング娘。本体。


本当にそのまま行くのか、その問いへの答えが小田さくらちゃんの「Breakhrough 自分をぶち破れ(song by ここにいるぜぇ!)」に詰まっていたと思えました。


彼女は応え続けるような気がします。そのあと、鞘師がドスを聞かせて負けん気で同じフレーズを歌ったとき、ああモーニング娘。って何度でも生まれるんだなぁとぼんやり思いました。
今回のハロコンのセトリは、法外な値段に見合った盛り上がりにかけるところは大きいかもしれないけれど、なんとなく良いものをみた気がしています。まぁそれも私がプラチナ以前の娘。ヲタだからなのかとも思いますが。



モーニング娘。って超かっこいいですよね。
大好きです。