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ちょっとした痛み心に逐一積もるけど

福家書店で行われた写真集の握手会に行った。舞美ちゃんは最近前髪を分けていて、それはハロコンでもそうなんだけれど、わかりやすくイメージを変えた。いつも美しい舞美ちゃんは白いセットアップでいつになく美しかった。そこでは℃じゃなくて一人でいるからかもしれないけれど、アイドルというキャラクター性よりも人間の美しさを強く感じた。

舞美ちゃんにもらった元気返し切れるか分からないけど…」と続けた言葉をさえぎって、「沢山もらったよ!」念押しみたいに2回。腰をかがめて目を合わせ、あの屈託のない笑顔。いつの日もそう。舞美ちゃんはいつの日もそうやって笑ってくれていた。舞美ちゃん達が勝手にぶつけるこちらの気持ちを雨の日も晴れの日も受け止めてくれたように、私は現実を受け止めきれるだろうか。自信がない。

 

私はお金を落としてない方のオタクだから、という引け目すらどこかにあるし、℃ありきの生活を送っていたわけじゃないけれど、それでも℃がいてくれたから助かった部分がおおいにあった。今もそれは変わらない。多少無理をしてツアー遠征をしていたこともあったけれど、今は出来る範囲で関東の春秋ツアーどちらかに入れたらいいなという気持ちでいる。その分ものすごくワクワクして入る。娘の時は在宅だったが、℃では現場に出向き、現場としても一番慣れ親しんだ雰囲気。だからいつも胸に訪れるのは懐かしいという気持ち。私が知る限りでも℃のファン層はゆるやかに変遷していっているから、懐かしいと言う気持ちは適切ではないのかもしれないけれど、℃がつくるぐだぐだとした牧歌的な雰囲気はいつも私をたまらなく懐かしくさせる。そして背中をドンッと叩かれたような心地で励まされる。℃はグループとして器用じゃなかったし、そういう意味ではスターじゃなかった。ぐだぐだいいながら、舞美ちゃんがにこにこしてここぞってときに皆でドジをしてそれでも本気にしかなれない人達。その持ち味がハロコンではいつまでも出せなかった嘘のつけない人達。今年で最後となってしまったハロコンもまたそうだった。何となく本人達も自覚があるようなことは、ハロコンにきてよと岡井ちゃんはじめよく呼びかけていたことからもうかがえるし、実際に℃ヲタは現場に少ない。来年のハロコンには出ずに℃-uteとteam℃-uteのために使いたいとした5人の声明は、ハロにこだわり、ハロに恩義を感じ、ハロの中でこそ成し遂げたかった℃の唯一のわがままなのかもしれない。℃-uteはちゃんと「次の角を曲がれ」たんだろうか。いやちがうかこれから曲がるんだね。

 

 

8月25日。雅ちゃん24歳のお誕生日。Buono!最高だった。

会場がおかしな人の数だった。今までどこにいたの?みたいな顔ぶれだった。4年も眠らせといてまったくオタクは執念深い生き物だ。舞美ちゃんの大好きなBuono!だよ。舞美ちゃんが全通しているBuono!だよ。ソワソワしながらバンドセットをおおう「Buono!」の布っきれをみつめていた。一曲目からeijiさーーーーーん!だった。「いつかまたやろうぜ」なんて、期待を持たせて罪なBuono!に口元がゆるんだ。この舞台に調子を完璧にあわせてくるキレキレの愛理ちゃん。惚れ惚れした。とけだす顔をさらに柔らかくして2人とドルチェと一緒におもいっきり楽しそうだった。℃でぎこちない愛理ちゃんがBuono!でお姉さんふたりに挟まれて伸び伸び挑戦している姿がかわいくておたくはみんな大好きだったと思うけれど、気付けば愛理ちゃんは別に℃でも同じような顔するようになっていたのかもしれないね。時は流れる。それでもBuono!にはブランクの文字はない。不滅といわんばかりはじけきった最高のステージだった。張り詰めたい糸をMCの度にゆるめてはまた張り詰める。一触即発のBuono!がそこにいた。カウコンBuono!をライブビューイングでみたときに感じた雅ちゃんのブランクはきれいさっぱりなくなっていた。やっぱり雅ちゃんがセンターで君臨してくれてこそせめぎあう。だからこそカントリーでもベリでもないBuono!のももちゃんを呼び覚ます。ももちゃんが美しくってかっこよすぎてちびりそうになった。とにかくももちゃんが美しい。それもしょっぱなにあわせず、ライブの盛り上がりと共に何かが覚醒するももちゃんのチューニングそれ自体めちゃくちゃロック。PATIしたり、愛してるしたり、バキューンしたり、これ本当に現実なんだね。身体がふわふわずっと宙に浮いているみたいだった。Buono!のDマガは当たり前のように売り切れるし、先行シングルまで売り切れていた。本当にみんな今日までどこにいた?

 

 

10か月をめちゃくちゃな輝きでもって駆け抜ける。そんなことは目をつぶっていてもわかることだけれど、目が潰れるくらい眩しい姿を胸に焼き付けたいんだけれど、どうしたらいい。

 

「ちょっとした痛み心に逐一積もるけど」

 


Buono!『ソラシド〜ねえねえ〜』(Buono! [So La Ti Do ~Hey, Hey~]) (MV short Ver.)

 

「君の人生は君だけが生き抜ける」

 

もう少し時間を下さい。