きっといつかあなたに話せる日が来る

例えばそれが馬鹿なオタクの独り言として、誰にも届かないものとして嘆くことは情けない無益な営みだろうか。チラシの裏に書いとけよ、どうせ届かないし、オタは何もできない、と嘆くより、どうやったって自己満足の名目から離れることはできないけれど、それでも届くかもしれないとバカまるだしで信じることがたいせつなんじゃないかと思えた。君に出逢ってから。


森杏奈ちゃんへ贈る


最初にあなたを知ったのはいつでしょう。Team KISHINの写真展でしょうか。その中にひと際気になる子がいました。それが森杏奈ちゃんだと知るのはちょっと後です。それから多分タンブラーかツイッターでみた1枚の写真ではっきりあなたを認識しました。あの写真展の子だ。どうみてもかっこよかったあなた。側にいたのは島崎遥香ちゃんというどうみてもかわいい女の子でした。その完璧すぎる取り合わせに息を飲んだことを覚えています。それからすぐにモバメをとりはじめ、あなたの真面目で大分気が弱い性格と、いがいと意志が強く頑固なところ、お茶目なところ、綺麗な顔立ち、公演を愛していること、そしてぱるるへの愛を知りました。何より皆に愛されているなんちゃんを知りました。きっとちゃんと歌い踊っているところをみたのはその後です。びっくりしました。そこに気の弱さは微塵もない、堂々とした舞台でした。嵐の夜には、にすっかり魅せられて何度もみました。愛のストリッパーもちょっとどうかしてるくらい素敵でした。それでもやっぱりMCでは引っ込み思案ななんちゃん。それから私は初めてあなたに会いました。桜の木になろうの全国握手会。偶然にも一推しの北原里英ちゃんとペアでした。なんちゃんは少しばかし風邪気味だとモバメで言っていたので「風邪大丈夫ですか?」と話しかけると、鼻をすすってえっへんてな具合に、大丈夫です!と言ってくれました。モバメが面白いですねと告げると、顔をくしゃーっとさせて笑ってくれました。杏奈ちゃんsmile。胸が締め付けられました。その後にきたモバメでは自分がまだ名も知られていない存在であることと、北原さん2日間ありがとうございました、北原さんのファンの皆さん2日間ありがとうございました、と綴られていて物凄く丁寧な子だと改めて思いました。


3月に震災があった時、多分自分の住んでいる地域の状況もあったかと思うけれど、えらく真に迫る文章を送ってきたのがなんちゃんでした。色んな折で物事と真っ直ぐ向き合う姿勢に感銘を受けました。その後も大きな地震がある度にモバメで触れていましたね。


4/5 B公演 人生ではじめてこんなに腰が痛くなりました

4/9 腰椎椎間板症だと報告。
   治るものではないから、どう付き合っていくか前向きに考えます。

チーム4に昇格した時は
「9期生は恵まれてるけれどその分辛いこともあるし、後輩にチーム4に入りたいと言われるようなチームにしたい。皆でがむしゃらに頑張る」と言っていましたね。


前向きな強いことばだった。


みおりんが昇格した時。
「いっつも小さい体でがんばってたからだよ!」

なんて温かいの。


ぱるるの生誕祭の時。
自分の生誕の時は泣かなかったのに「私たち9期生、研究生もぱるるの後ろか前かわかんないけどみんないるから。支えるから。これからもがんばってね!」と涙をこぼしていたなんちゃん。
モバメで「本当に何だか自分の事のように嬉しかった。ぱるるの生誕祭に出演できてよかった。ぱるるが産まれてきてくれてよかった。こんな森杏奈だけどずっと親友でいてください。」


愛に溢れてた。


鈴蘭やみなるんが相次いで体調を壊した時もいっつも心配してメールして回復を願って、代わりに出てくれたいずりなに感謝しまくって、自分のことは腰を悪くするのがいけないんだい!って笑い飛ばして。地震の時に心配に思う人がいるかとおもって佐野ゆりりんにメールしたよって報告してくれたり、おさらちゃんの誕生日を祝ったり、表にいない人の気持ちをわかるなんちゃんをすごいと思っていたよ。


ぱるるは言ってたね、「杏奈はやさしすぎるから心配だ」って。


選挙の時に40位以内に入れなかった時もみなるんとみおりんのことを喜んで喜んで、そしてネガティブに入る自分を必死に遮って、ステージでヘビロテのセンターをやらせてもらったのが楽しくて楽しくてしかたないと最後に結んだ杏奈ちゃん。もうとっくに腰が悪くなっていました。それでも始まる前にソロダンスを練習しすぎて右膝をアザだらけにしたなんちゃん。ステージに立てる有難さをずーーーーっと綴っていたなんちゃん。早くステージで踊りたい。いつもそう言ってたね。ステージへの感謝を君は何時も言っていた。


映像でみたけれど、全国イベ(競馬場)でのヘビロテも本当に素敵でした。


腰が良くなったら1番最初にしたいことは
「踊りたい!走り回りたい!階段5段くらいからジャンプしたい!」って言ってたね。


24日ぶりに公演に出た時も
「1人でも待っている人がいるならその方にお返しができるように頑張らなきゃ」って言ってた。初めて来た人にこんなものかと思われたくなくて、無理をしてしまうなんちゃん。


4月のなんちゃんなんて笑うだけで腰が痛かったんだよ。
ねえ杏奈ちゃんsmileは痛みと引き換えにこちらに幸せを運んでくれたのですか。



杏奈ちゃんの長い手足で表現する緩急の美しい振りや髪を顔にかけてなお据える鋭い視線、やさしくて無邪気な声、なんでも素直に感動するところも、家族思いなところも、エイプリルフールにぱるるに2回騙されちゃうところも、MCで自分には当たんないと思ってちょっと後ろに下がっちゃうところも、球技大会であなただけゾーンを守っていたところも、無人島でぜんぜん目立ってないのに「なんでもやりますよ」って言うところも、誰かがいなくなる度に餞の言葉を贈るところも、ふいにこぼれる言葉に光が宿っているところも、好きです。何よりなんちゃんの笑顔が大好きなんです。


なんちゃん。
後悔していませんか。
後悔しないように頑張る、
いつかそう言ってたあなたのことですから、どんなところでも頑張るのだと思います。


でも信じて待ってるとは言えなくてごめんなさい。
なんちゃんが選ぶ道がこの道じゃないなら悔しいと思ってごめんなさい。
アイドルのなんちゃんが大好きです。今も大好きです。
だからなんちゃんが戻ってくる時はいつでも歓迎します。
だって、いつでもなんちゃんのファンですから。



最後にあなたが一番好きだった言葉を贈ります。




ありがとう。

杏奈ちゃんありがとう。
杏奈ちゃんにありったけのありがとうを贈ります。
ありがとう。





こんな気持ちになれるって僕はついているね



2011.9.3(土)